公開日
2025/12/08更新日
2026/10/21
フリーランスエンジニアの年収(売上)は「月額単価×稼働月数」で決まります。テックスペースで最も多い月61〜70万円の案件に12か月参画すると、売上は732〜840万円、税金と社会保険料を引いた手取りは約488〜554万円です(東京23区・単身・経費年60万円の概算)。
この記事では、単価帯別の売上と手取りの早見表、稼働月数で変わる年収、会社員の年収と同じ手取りになる月単価の表、言語・ポジション別の年収の目安を紹介します。
結論:年収は単価×稼働月数、手取りは売上の約3分の2
先に答えをまとめます。数字は2026年の税率・保険料率で計算した概算です。
| 疑問 | 答え |
|---|---|
| 年収はどう決まる? | 月額単価×稼働月数。月70万円で12か月なら売上840万円 |
| 案件の単価の相場は? | 月61〜70万円の帯が最多(単価明記の30.2%)。月61万円以上が64.3% |
| 手取りはいくら残る? | 売上の約63〜68%。月70万円・12か月なら約554万円(月あたり約46万円) |
| 何が引かれる? | 経費、国民健康保険、国民年金、所得税、住民税(業種によって個人事業税) |
| 会社員の年収600万円と同じ手取りになるのは? | 売上約698万円。12か月稼働なら月約58万円、11か月なら月約63万円 |
コスモくんポイント単価×12がそのまま使えるお金ではないよ。手取りは売上の約3分の2と覚えておこう!
フリーランスエンジニアの年収の決まり方
年収=月額単価×稼働月数
フリーランスエンジニアの多くは、準委任契約で月額単価を受け取ります。テックスペースの取込データ(2025年12月)では、契約形態の記載がある301件中298件(99%)が準委任でした。
テックスペースの準委任の案件は、成果物ではなく、毎月の稼働に対して報酬が払われる形です(案件ページに精算時間が書かれている)。そのため、年収は次の式で決まります。
- 年間売上=月額単価×稼働した月数
- 案件と案件のあいだに空白の月があると、その月の売上はゼロになる
- 長期の案件でも、契約は1〜3か月ごとの更新制のことがあり、更新されない場合もある
単価の相場と上げ方はフリーランスエンジニアの単価相場と上げ方で、言語別の単価表や交渉の例文とあわせて紹介しています。
精算幅で毎月の金額は上下する
準委任の案件には「精算幅」(例:月140〜180時間)があります。稼働時間が幅を下回ると控除、上回ると超過分が支払われます。体調不良などで稼働が減った月は、単価どおりの金額にならないことがあります。計算のしかたは単価相場と上げ方の「精算幅の読み方」を見てください。
「年収」と「手取り」は別のもの
会社員の「年収」は額面の給与です。フリーランスの「年収」は売上を指すことが多く、ここから次のものを自分で払います。
| 差し引くもの | 内容 |
|---|---|
| 経費 | PC、通信費、書籍、会計ソフト、自宅を仕事場にする場合の家賃の按分など |
| 国民健康保険 | 前年の所得で決まる。市区町村ごとに料率が違う。全額自己負担 |
| 国民年金 | 2026年度は月17,920円(年215,040円)の定額 |
| 所得税・住民税 | 売上から経費と控除を引いた所得にかかる |
| 個人事業税 | 法律で決められた業種にだけかかる。エンジニアの仕事が対象かは都道府県が判断する |
インボイス登録をしている場合は、このほかに消費税の申告・納付があります。この記事の手取りは、税抜の単価で計算し、消費税は含めていません。納税額の目安はインボイスの消費税はいつ払う?で紹介しています。
単価帯別の年収と手取り(2026年10月20日時点)
計算の前提
個人事業主と法人の比較記事と同じ前提で計算しています。
- 30代・独身・扶養家族なし。東京23区(豊島区)に住む
- 単価は税抜。12か月稼働し、ほかに収入はない。消費税は含めない
- 経費は年60万円。青色申告特別控除65万円を使う(e-Taxで申告する場合など)
- 所得税は2026年分の税率と控除(基礎控除の上乗せを含む)、復興特別所得税2.1%
- 住民税は2026年の所得にかかる分(2027年度分)。均等割5,000円を含む
- 国民健康保険は豊島区(東京23区の統一方式)の2026年度の料率。前年も同じ所得だった場合の額
- 国民年金保険料は2026年度の月17,920円
- 個人事業税は手取りに含めず、かかる場合の額を別に示す
- 金額は万円単位で四捨五入。実際の額とは数万円ずれることがある
単価帯別の早見表
テックスペースの募集中案件7,210件のうち、月額単価が明記された3,574件の内訳です(2026年10月20日、各単価ページの件数から取得)。売上と手取りは、単価帯の下限と上限で12か月稼働した場合の金額です。
| 月額単価 | 件数(割合) | 年間売上 | 手取り(年) | 手取り(月あたり) |
|---|---|---|---|---|
| 〜50万円 | 438件(12.3%) | 〜600万円 | 〜約410万円 | 〜約34万円 |
| 51〜60万円 | 837件(23.4%) | 612〜720万円 | 約418〜480万円 | 約35〜40万円 |
| 61〜70万円 | 1,079件(30.2%) | 732〜840万円 | 約488〜554万円 | 約41〜46万円 |
| 71〜90万円 | 972件(27.2%) | 852〜1,080万円 | 約561〜706万円 | 約47〜59万円 |
| 91〜110万円 | 135件(3.8%) | 1,092〜1,320万円 | 約714〜854万円 | 約60〜71万円 |
| 111〜130万円 | 67件(1.9%) | 1,332〜1,560万円 | 約860〜989万円 | 約72〜82万円 |
| 131万円以上 | 46件(1.3%) | 1,572万円〜 | 約995万円〜 | 約83万円〜 |
- 単価が明記された案件の真ん中(中央値)は、月61〜70万円の帯に入る
- 手取りの割合は、月50万円で約68%、月90万円で約65%、月130万円で約63%。単価が上がるほど税率が上がり、割合は下がる
- このほか、単価が「スキル見合い」の案件が2,293件ある。経験や面談の評価で金額が決まる
テックスペースの案件ページの単価は、インボイスに登録している場合の税抜の金額です。登録していない場合は、同じ金額が税込の扱いになると注記されています。
月50万〜100万円の内訳
主な単価で、何にいくら払うかを並べました。
| 項目 | 月50万円 | 月60万円 | 月70万円 | 月80万円 | 月100万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 年間売上(税抜) | 600.0万円 | 720.0万円 | 840.0万円 | 960.0万円 | 1,200.0万円 |
| 経費 | 60.0万円 | 60.0万円 | 60.0万円 | 60.0万円 | 60.0万円 |
| 事業所得(経費と青色申告特別控除の後) | 475.0万円 | 595.0万円 | 715.0万円 | 835.0万円 | 1,075.0万円 |
| 国民健康保険 | 52.4万円 | 65.1万円 | 77.8万円 | 90.5万円 | 96.0万円 |
| 国民年金 | 21.5万円 | 21.5万円 | 21.5万円 | 21.5万円 | 21.5万円 |
| 所得税(復興特別所得税を含む) | 20.4万円 | 46.5万円 | 69.4万円 | 91.3万円 | 145.3万円 |
| 住民税 | 36.0万円 | 46.8万円 | 57.5万円 | 68.2万円 | 91.7万円 |
| 税・社会保険の合計 | 130.3万円 | 179.9万円 | 226.2万円 | 271.6万円 | 354.5万円 |
| 手取り | 409.7万円 | 480.1万円 | 553.8万円 | 628.4万円 | 785.5万円 |
| 売上に占める手取り | 68.3% | 66.7% | 65.9% | 65.5% | 65.5% |
| 個人事業税がかかる場合の追加分 | 12.5万円 | 18.5万円 | 24.5万円 | 30.5万円 | 42.5万円 |
- 月50万円から月70万円に上がると、手取りは約144万円増える。売上の増加(240万円)の約6割が残る
- 国民健康保険は月100万円で上限(年96万円)に達する。それより上の単価では増えない
- 個人事業税は、東京都の場合(事業所得+青色申告特別控除−事業主控除290万円)×5%で計算した。対象になるかは契約の中身をもとに都道府県が判断する(東京都主税局 個人の事業税)
コスモくん注意単価が上がるほど税と保険料の割合も増えるよ。月100万円でも手取りは売上の約65%だから、生活費は手取りで考えてね。
稼働月数で年収はどう変わる?
案件が途切れた月は売上がゼロになります。同じ単価でも、稼働月数で年収と手取りは次のように変わります。
| 月額単価 | 12か月稼働 | 11か月稼働 | 10か月稼働 |
|---|---|---|---|
| 月60万円 | 売上720万円/手取り約480万円 | 売上660万円/手取り約443万円 | 売上600万円/手取り約410万円 |
| 月70万円 | 売上840万円/手取り約554万円 | 売上770万円/手取り約511万円 | 売上700万円/手取り約468万円 |
| 月80万円 | 売上960万円/手取り約628万円 | 売上880万円/手取り約579万円 | 売上800万円/手取り約529万円 |
| 月90万円 | 売上1,080万円/手取り約706万円 | 売上990万円/手取り約647万円 | 売上900万円/手取り約591万円 |
※経費は年60万円のまま、国民健康保険はその年の所得で計算した概算
月70万円の案件で2か月の空白があると、手取りは約86万円減ります。これは月60万円で12か月稼働した場合(約480万円)を下回る額です。単価を上げることと同じくらい、空白の月をつくらないことが年収に効きます。
空白を減らすために、次のことを確認しておきます。
- 契約更新の判断が出る時期を参画時に確認し、更新されない場合に次の案件を探し始める時期を決めておく。6か月以上続く業務委託を終えるときは、発注側に30日前までの予告が義務づけられている(フリーランス法)
- 応募する段階で、契約期間の見込みを確認する。テックスペースの募集中案件159件のサンプルでは、「長期」と明記された案件は39.6%だった(2026年10月20日)
- 住民税と国民健康保険は前年の所得で決まる。空白の月にも支払いがあるので、手取りの2〜3か月分を手元に残しておく
長期案件と短期案件の選び方はフリーランスの長期案件と短期案件の違いで、収入を分散させる考え方はフリーランスエンジニアのストック収入で紹介しています。
コスモくんポイント2か月空くと、月70万円でも月60万円で1年働くより手取りが少なくなるよ。次の案件探しは更新判断の前から始めよう!
会社員の年収と比べる方法
会社員の年収と同じ手取りになる月単価
会社員の年収(額面)と、同じ手取りになるフリーランスの売上・月単価を計算しました。会社員は協会けんぽ東京支部、39歳以下、扶養なし、賞与なしで月給を12等分した概算です。フリーランスは上と同じ前提です。
| 会社員の年収 | 会社員の手取り | 同じ手取りになる売上 | 月単価(12か月稼働) | 月単価(11か月稼働) | 月単価(10か月稼働) |
|---|---|---|---|---|---|
| 400万円 | 約318万円 | 約473万円 | 約39万円 | 約43万円 | 約47万円 |
| 500万円 | 約393万円 | 約577万円 | 約48万円 | 約52万円 | 約58万円 |
| 600万円 | 約466万円 | 約698万円 | 約58万円 | 約63万円 | 約70万円 |
| 700万円 | 約532万円 | 約805万円 | 約67万円 | 約73万円 | 約81万円 |
| 800万円 | 約595万円 | 約907万円 | 約76万円 | 約82万円 | 約91万円 |
| 1,000万円 | 約727万円 | 約1,112万円 | 約93万円 | 約101万円 | 約111万円 |
- 同じ手取りにするには、会社員の年収の約1.1〜1.2倍の売上が必要になる
- 空白の月を見込むと、必要な月単価はさらに上がる。年収600万円の会社員なら、11か月稼働で月約63万円
- 差の主な理由は、経費がかかることと、健康保険を全額自分で払うこと。会社員の健康保険・厚生年金は会社と折半している
会社員の計算では、健康保険4.925%と子ども・子育て支援金0.115%(協会けんぽ東京支部 2026年度)、厚生年金9.15%(日本年金機構、標準報酬月額の上限65万円)、雇用保険0.5%を本人負担としました。給与所得控除は国税庁 No.1410の2026年分の額です。
統計で見る会社員エンジニアの年収と比べる
厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査(2026年3月公表)から計算した、会社員エンジニアの年収の目安です。この年収と同じ手取りになる月単価を、上と同じ方法で出しました。
| 統計上の職種 | 年収の目安(企業規模計) | 会社員の手取り | 同じ手取りになる月単価(12か月稼働) |
|---|---|---|---|
| ソフトウェア作成者 | 578.5万円 | 約451万円 | 約56万円 |
| その他の情報処理・通信技術者(運用・保守、サーバー管理など) | 609.8万円 | 約473万円 | 約59万円 |
| システムコンサルタント・設計者 | 889.0万円 | 約654万円 | 約83.5万円 |
※年収の目安は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」(男女計・産業計)。手取りは賞与なしの12等分で計算した概算
プログラミング中心の「ソフトウェア作成者」の平均と同じ手取りなら、月56万円前後の案件が目安です。テックスペースで最も多い月61〜70万円の帯は、この水準を上回ります。設計・PMに近い「システムコンサルタント・設計者」の平均と比べるなら、月83.5万円前後が目安で、月71〜90万円の帯に入ります。
職種別・年齢別・企業規模別の年収はシステムエンジニア(SE)とは?仕事内容・年収とフリーランスSEの単価相場で紹介しています。
表に出ない差もある
手取りの額だけでは比べられない違いもあります。
| 項目 | 会社員 | フリーランス |
|---|---|---|
| 会社が払う社会保険料 | 健康保険・厚生年金を会社も同額払う(年収600万円で約85万円) | なし。全額を自分で払う |
| 将来の年金 | 国民年金に厚生年金が上乗せされる | 国民年金のみ(任意で上乗せの制度に入れる) |
| 休んだときの収入 | 有給休暇がある。病気で休むと傷病手当金がある | 休んだ分は精算幅を下回ると減額。傷病手当金は国民健康保険に原則ない |
| 退職金 | 会社の制度による | ない |
| 税金の手続き | 会社が年末調整をする | 確定申告を自分でする |
独立前後の手続きと、会社員時代の所得で決まる1年目の税金・保険料はフリーランスエンジニアとして独立する手順で、日付入りのチェックリストにまとめています。
コスモくんポイント会社員の年収と比べるなら、年収の約1.1〜1.2倍の売上が同じ手取りの目安だよ。空白の月も計算に入れてね。
言語・ポジション別の年収の目安
ポジション別
テックスペースの募集中案件を、ポジション別に集計した単価の中央値です(2026年10月20日。単価は案件ページの上限値)。売上と手取りは12か月稼働の場合です。
| ポジション | 単価上限の中央値 | 年間売上 | 手取り(年) |
|---|---|---|---|
| PM | 月90万円 | 1,080万円 | 約706万円 |
| PMO | 月70万円 | 840万円 | 約554万円 |
| PL | 月70万円 | 840万円 | 約554万円 |
| メンバー | 月60万円 | 720万円 | 約480万円 |
※単価の記載があるPM115件・PMO171件・PL453件、メンバーは新しい順300件のうち260件で計算
メンバーからPMに上がると、中央値で売上は360万円、手取りは約226万円の差になります。SAPが絡むPM案件は中央値が月140万円でした。PM・PMO案件の内訳と必要なスキルはフリーランスのPM・PMO案件の単価相場で紹介しています。
言語・スキル別
言語・スキルごとの案件ページから、単価が明記された案件の中央値が入る単価帯を出しました(2026年10月20日取得)。売上と手取りは、その単価帯の下限〜上限で12か月稼働した場合です。
| 中央値の単価帯 | 年間売上 | 手取り(年) | 該当する言語・スキル(月71万円以上の割合) |
|---|---|---|---|
| 月71〜90万円 | 852〜1,080万円 | 約561〜706万円 | SAP(79.3%)、LLM(72.6%)、Terraform(70.3%)、GCP(66.7%)、Go(64.4%)、Azure(61.2%)、Kubernetes(56.5%)、React(56.3%)、Ruby(55.9%)、TypeScript(51.8%) |
| 月61〜70万円 | 732〜840万円 | 約488〜554万円 | AWS(49.9%)、Kotlin(46.0%)、Salesforce(45.8%)、Python(44.2%)、Vue.js(31.2%)、JavaScript(26.6%)、Linux(24.1%)、PHP(24.0%)、Java(22.2%) |
| 月51〜60万円 | 612〜720万円 | 約418〜480万円 | C++(16.1%)、C#(14.3%)、COBOL(3.8%)、C(1.4%) |
- AWS・Python・Kotlinは、最も多い単価帯は月71〜90万円だが、中央値は月61〜70万円の帯に入る。単価の幅が広い
- 同じ中央値の帯でも、月71万円以上の割合には差がある。SAPは月91万円以上も36.3%ある
- Go・Ruby・Kubernetesは単価明記の案件が45〜69件と少なく、割合は振れやすい
言語ごとの単価の分布や、単価の高い領域に移る方法はフリーランスエンジニアの単価相場と上げ方で紹介しています。
手取りを増やすためにできること
単価を上げる以外にも、手取りに効くことがあります。
| やること | 効き方 | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| 青色申告で65万円の特別控除を使う | 事業所得が65万円減り、所得税・住民税・国民健康保険が下がる | 確定申告の手順 |
| 経費を漏れなく記録する | 仕事に使ったPC・通信費・書籍などを経費にできる。私用との按分は根拠を残す | 確定申告の手順 |
| 空白の月をつくらない | 月70万円で1か月空くと、手取りは約43万円減る | 長期案件と短期案件 |
| 法人化を検討する | 個人事業税がかかる人や、売上が大きい人は、法人のほうが残るお金が多くなる場合がある | 個人事業主か法人か |
| インボイスの特例を確認する | 2026年分は2割特例、2027・2028年分は3割特例で消費税の負担を抑えられる | インボイスの消費税 |
法人化の比較では、この記事と同じ前提で、月60万・80万・100万円の個人と法人の手元に残るお金を計算しています。月80万円では、個人事業税がかからなければ個人と法人はほぼ同じで、かかる場合は法人のほうが約30万円多く残る結果でした。
よくある質問
月70万円の案件だと、手取りはいくらですか?
この記事の前提(東京23区・30代・単身・経費年60万円・12か月稼働)では、売上840万円に対して手取りは約554万円、月あたり約46万円です。税・社会保険の合計は約226万円です。住んでいる市区町村や経費の額で変わります。
年収1,000万円には月いくらの単価が必要ですか?
売上1,000万円なら、12か月稼働で月約83.4万円、11か月なら月約91万円です。この前提での手取りは約653万円です。売上が1,000万円を超えた年の2年後は、インボイス登録をしていなくても消費税の課税事業者になります。
40歳以上だと手取りは変わりますか?
変わります。40〜64歳は国民健康保険に介護分(2026年度の豊島区で所得割2.43%+均等割17,800円、上限17万円)が加わります。月70万円の例では、保険料が約17万円増え、税金の減少分を差し引いて手取りは約542万円(約12万円減)です。
独立1年目の手取りは、この表と同じですか?
同じではありません。住民税と国民健康保険料は前年の所得で決まるため、1年目は会社員時代の給与をもとにした額を払います。会社の健康保険の任意継続を選ぶこともできます。1年目の資金計画は独立する手順の「生活防衛資金の計算例」で計算しています。
フリーランスエンジニアの平均年収はいくらですか?
公表されている調査は、売上か所得か、副業を含むかなど、定義がそれぞれ違います。そのため、この記事では平均年収ではなく、募集中の案件の単価帯と、その単価で働いた場合の売上・手取りで示しました。自分の言語・ポジションの単価帯を、上の表で確認してください。
まとめ
- フリーランスエンジニアの年収(売上)は、月額単価×稼働月数で決まる
- テックスペースの案件は月61〜70万円の帯が最多。12か月稼働なら売上732〜840万円、手取りは約488〜554万円
- 手取りは売上の約63〜68%。経費、国民健康保険、国民年金、所得税・住民税を自分で払う
- 会社員の年収と同じ手取りにするには、年収の約1.1〜1.2倍の売上が目安。年収600万円なら月約58万円(12か月稼働)
- 空白の月は手取りに大きく響く。月70万円で2か月空くと、月60万円で1年働くより手取りが少ない
- 言語・ポジションで単価帯が変わる。PMは中央値月90万円、SAP・LLM・クラウド系は中央値が月71〜90万円の帯
コスモくんヒント自分の単価帯の案件は月61〜70万円や月71〜90万円の一覧で探せるよ。応募は無料の会員登録をしてからエントリーしてね!




フリーランス
2026/10/20
2026/10/21
